明日は忘れる

気仙沼から仕入れた
 
うどん、そば、焼きそば、ラーメンが思いのほか多くて、
(1万円分)
 
近所に住む妹におすそ分けしようと連絡した。
 
 
高齢の両親にもしも感染せさてはいけないと思って
 
遠慮します
 
という返事があって
それは私もその通りだと感じていたので
 
ポストに入れておくから取りに来られたら
持ってって
 
とメールすると
 
ありがとう
 
といって持ってってくれました
 
 
そう、両親はいつの間にか歳をとっていたのです
 
明日は母が退院する予定
 
久しぶりに
一人で楽だわ〜
と息抜きできたよう。

父と3日間2人きりだった。
 
 
父の頭の中は
きっと私がまだ20代の頃でストップしている
 
私がどうゆう状況でここに(実家に)来ているか
最初わかっていなかった。
 
私はいろんなことができない父に対して
怒ったり嘆いたりはしない
 
ただ、
私の存在を軽んじたり
失礼な態度を取ったと感じた時は
容赦無く怒る
 
歳をとった父にそんな態度をするなんて
大人気ないかもしれないが
私は(その言い方や態度は)やめて、と怒る。
 
歳をとって、私も口が達者になったし、
人を追い詰めるような言い方は
よくない癖だと幼い頃に言われていた。
 
怒れば怒るほど
素直に表現すればするほど
 
子供の頃
上手く表現できなかった自分が癒されていった。
 
そして、昔は絶対に謝らなかった父が
私の怒りに対して
今は素直に謝ってくれたのである。
 
それも
明日には忘れているけれど
 
今、この瞬間に
私が何に対して怒っているか
理解して謝ってくれた事を
感じられた。
 
明日には忘れているけど
 
そして
 
この3日間何度も
母の目を気にすることもなく
 
私は怒って
父は謝った。
 
そして、明日には忘れて
一緒にご飯を食べる。
 
日々の営みとは
ご飯を毎日食べるとは
こんなにすごいことなのかと
驚く。
 
まだ子供の頃の事を引きずっているの?
 
と笑われるかもしれない。
 
自分でも呆れる。
 
だけど
 
これはなんだか
 
神様がくれた
ギフトだと感じられた。
 
何度も怒り、
何度も謝られる事で
 
私はどんどん癒されて
優しくなって
ご飯を作る。
 
そして
 
今こうやってご飯を作っていても
実家にいても
 
私のやりたいことは
一つも邪魔はされていない。
 
やりたいことは出来る
 
私は自由なのだ、と感じている
 
私が選んでここにいる
 
明日にはまた忘れてしまう
父と一緒にいる
 
この時間は何よりのプレゼントだと
感じている
 
ありがとう

ʻOluʻOlu

自分が望む人生を生きる 《環境・人間関係・仕事・お金・パートナー》 未来を創造していくセッションと講座を開催しています 身体・心・魂が一致した人生を生きるとき、 その人の人生は喜びに満ちていきます