イン ハー シューズ
ここ最近、もう一度みかえしてみたい映画があった。
イン ハー シューズ
2005年の昔のものだけれど何故だかどうしても観たくなって、友人と一緒にDVDを借りて観た。
一緒に見ることになった私より10歳若い友人は初めて観る映画だ。
絶対に気にいってくれると思って一緒に観た。
大体の内容は覚えているが、細かいことやもっと深い部分、当時は見落としていた色んな気づきがあって初めて観た時よりも感動して涙を流しながら観ていた。おそらく、リアルタイムで観ていた時は私は20代だったかな。
私の観たかった大好きな部分に、失読症の主人公(キャメロンディアス)が高級老人ホームで働くうちに、入居者の目が見えない元大学教授から本を読んで欲しい、と頼まれる場面がある。
最初は読めないことを恥じているキャメロンだが、教授の優しく巧みな教えによって読めるようになり、やがて朗読することに楽しみを見出せるまでなっていく場面だ。
キャメロンはその他でもホームの年配の先輩たちに見守られ、成長していく。
情緒が不安定な母親が幼い頃に亡くなってしまって、失読症や社会に適応するのが難しい性格だったのか、もしくは生育過程にも色々大変だったのか、その両方があってなかなか大変な人生を送っていたキャメロン。理由はどうとでもできるけれど、生きることに大変だったことは映画から伝わってきた。
私はこのキャメロンの成長が観たくてこれを借りたんだ、と気がついた。
映画の冒頭では一見、ちょっと救いようのない主人公がある最悪の事件をきっかけに今まで出会わなかったような人たちと出会い、見守られながら、今までのパターンを抜けて、新しい自分と出会っていく。その場面を観たかったのだ。
何故だかわからないけど、今、無性にそれを観たくなったのだ。
助けてもらって、とあるが同時にキャメロンが周りの年配者の人たちに与えているのもの大きい。
それがいいのだ。
施している側と、施されている側、という2極の捉え方でなく、お互いの関係性にとても愛を感じる作品だと感じていた。
そして、社会的から見れば欠点だったり、障害、なかなか役に立ちそうにないもの、傷の向こう側にあるもの、それが全てがキャメロンのギフト、才能でもあった、という描かれ方も好きだ。
最悪の過去も、出来事も、そこがきっかけとなり周りの人たちのお互いの関係もどんどん変化していく。許し、和解、新しい関係、愛の確認、才能の開花につながっていくところが観たかったのだ。
ヒーリングをするようになって、物事の捉え方がだんだん変わっていって、ヒーリングで変容が起こる場面がこの映画と重なることが多いと感じていたのかな?それで観てみたくなったのだろうか?
その人が思っている才能、ギフトと呼ばれるものは、その傷の向こう側にあること
たとえそれが衝動的なもの、破壊的な性質であったとしても表現の仕方を変えていけばアートになったりもできるということ。
子供の時に受け取れなかった、して欲しかったのにもらえなかったものは、大人になってからでも受け取れるということ、またはそういった人たちが周りにいなくても自分が自分の親となって受け取れるということ。
別に特別な酷い環境で育った人でなくても、(そうであっても)みな誰しもが何かしら持っているもの、感じているもの。
それを確認したくて
観たかったのかもしれない。
一緒に観てくれた友人も気に入ってくれて、2人で泣きながらよかったね〜、よかったね〜、とエンドロールを観ていた。
(そして、こんな時間にまたブログをアップしてしまった。)
なんだかわからないけど、大丈夫と思った。
こんな自分だからというものは
それはあなたの思い込みである可能性もある
本当は違うのかもしれない。
たとえ何かの傷を持っていても
ダメな部分を持っている、と思っていたとしても
それがギフトとなり得る
ということをみんなにも自分にも伝えたかったのだな
そして
その思いを友人と共有したかったのだ
一緒に観てくれてありがとう。
そして
読んでくださってありがとうございます。
今日は名古屋でヒーリングしてきました。ありがたし!
あなたの望みを知り、創造していくサポートをしています
ヒーラー ロミロミセラピスト
LAS認定ヒーラー 木内悦子
*神奈川セッション*
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詳しい場所はご予約後お伝えします。
2月20日(木)
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