本当はどうしたいの?

「本当はどうしたいの?」

私が20代の頃、ロミロミ(ハワイの伝統的なマッサージ)を受けているときに聞かれた質問です。

その質問を聞いた瞬間、強烈な眠気に襲われて意識が遠のきました。

当時のセラピストの人に、

「ダメ、寝ないで!戻ってきて!」

と言われましたが、身体はそれ以上その事について考えたくない、と拒否していたことを思い出します。

今思い返してみると、「真剣にどうしたいのか?」と考える事に抵抗していたのだとわかります。

どうして抵抗していたのか?

生きる事自体怖くて、恥じていて、いつもどこか罪悪感を持っていて、

死んでしまいたいなって、どこかで思っていました。


当時、父に

「自立ってなに?どういう事?」

と聞いたときに、父自身も

「わからない」

という答えが返ってきました。

私は自立する事がとても怖かったことを覚えています。

これも思い返してみると、父自身も自立がわかっていなくて、経済的に自立できていても、そのほかのことは(生きるとはなど)よくわかっていなかったのかもしれません。わからない、という答えにがっかりして傷ついたけれど、それでも正直に答えてくれたことは、すごいなあと思いました。

さて、本当はどうしたいの?

という答えは難しいかもしれません。

その質問に対して、人は大抵大きなことを思い浮かべます。

どんな仕事がしたいの?

どんな生活がしたいの?

どんな結婚がしたいの?(したくないの?)

何か趣味を始めたいの?

などなど。

もちろんそれらの事も人生の中で選んだり決めたりしていきます。

だけどそもそも、最初に生きる事自体、怖かったり、否定的だったら?

どんな選択も、怖くて間違っていて恥ずかしい気持ちになると思います。

だって、生きる事自体が恥なんだから。

今思い返してみると、

私の出発点はそこからだったように感じます。

(発達性トラウマだとスキゾイドという傷になります)

そして、現在はかなり癒されてしまって、生きることが恥ずかしいとは思わなくなりました。

昔の感覚はこんな感じだったな、という思いで今書いています。

身体の中にいる事、身体を感じる事がだいぶできるようになりました。

日常生活の中で、不快に思う事、怖く感じる事、不安に感じることは今もしょっちゅうあります。

それも、だいぶ逃げずに一緒に居られるようになりました。

(そうすると段々、あ、怖くないんだ、大丈夫だという感覚になってきます)

そうなると、どんどん自分が何を求めているのかがわかります。

どうすればいいんだろう?

と未知なるものに怖さを感じても身体とともに受け止められる分だけ考えて行動できるようになってきます。

そこで初めて

どんな仕事がいいか?

どんな生活がいいか?

など大きなことが考えられるようになってきます。

まずは小さなことから、その延長上に人生の流れができて大きな事に繋がっていきます。

私のセッションでは最初に色々話す時間を取っています。

アドバイスは基本しませんが、質問などは色々していきます。

人によっては、冒頭の私のように強烈な眠気とか嫌悪感を持って抵抗が起きるかもしれません。

無理にそれをこじ開けようとはしません。

徐々に徐々にゆっくりと

エネルギーワークとボディワークをしながら受け止められるキャパを広げていきます。

怖かったり、嫌だったら無理にやる必要はありません。

何事もその人のペースがあります。

それを大事にしていきたい。

ただ、やっぱりオススメは継続コースです。

ゆっくり安全にセッションを重ねていくのは必要だと私は感じています。

もし、自分で色々試したけど人の助けが必要だなあ、と感じる方や

また人生においてやっていきたいことが明確にある人などにも

オススメです。

長い文章読んでくれてありがとう

愛しています

ʻOluʻOlu

自分が望む人生を生きる 《環境・人間関係・仕事・お金・パートナー》 未来を創造していくセッションと講座を開催しています 身体・心・魂が一致した人生を生きるとき、 その人の人生は喜びに満ちていきます